物件から退去するときには「原状回復」と「ハウスクリーニング」の2つを行います。
しかし、これら2つの用語をしっかり理解できている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、原状回復とハウスクリーニングの違いについてご紹介します。
原状回復とハウスクリーニングの違い
原状回復
原状回復とは、物件を入居前の状況に戻す作業のことを指します。
退去するときに必ず行う作業であり、経年劣化した室内の損傷を修復します。
ただし、経年劣化の範囲内の損傷は原状回復義務を負いませんので、物件がどれくらい損傷しているのかが重要と言えるでしょう。
ハウスクリーニング
ハウスクリーニングとは、専門業者が物件を清掃することを指します。
つまり、原状回復とは異なり「入居前の状態に戻す」ことを前提とした作業ではありません。
賃借人では行き届きにくい場所まで念入りに清掃するため、綺麗な状態で引き渡しができます。
ハウスクリーニングの有無の確認方法
ハウスクリーニングの有無は賃貸借契約書を確認しましょう。
賃貸借契約書には特約が記載されていますので、ハウスクリーニングの有無についての記載が必ずあります。
まとめ
原状回復とハウスクリーニングは目的が異なります。
ハウスクリーニングは必須ではありませんが、特約に記載されている場合は必要となるケースがあるので注意しましょう。
弊社では原状回復についてご相談を受け付けています。
原状回復についてお悩みのオーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
